モッコク

モッコク科 (木斛)

庭木の定番。 花は6~7月、下向きに咲き淡い香りがある。 実は10~11月につき球形、熟すと中から赤い種子が出る。    縁起木としてセンリョウ、マンリョウをモッコクの下に植える。(千両万両を持ちこむ)

モチノキ

モチノキ科 (黐の木)

樹皮はトリモチ。 花は葉の付け根に多く付く。 雄花は4本の長い雄しべと花弁、雌花は花の中心が目立つ。 葉は表裏とも葉脈が殆んど 見えず、のっぺりとしている。 雌雄異株で実は赤い。

モウソウチク

イネ科

孟宗竹の高さ=目線の高さの直径(m)×130 竹の皮はサリチル酸(C6H4COOH(OH)を含み防腐効果がある。 孟宗竹60年、真竹は120年に一度花を付ける。 ( 花が付くと竹林は枯れる ) 竹の見分け方 孟宗竹の節は1重、最下段の枝1本は雄竹、枝2本が雌竹。真竹の節は2輪状で枝の切り口に穴。 淡(ハ)竹の節は2輪状で枝の切り口に穴なし。

「孟宗竹」というのは,親孝行な息子(孟宗)が年老いた母親が真冬に「タケノコを食べたい」というので,山に出かけるとタケノコが生えていたとかいう話からだそうです。

ムベ

アケビ科 (郁子)別名:トキワアケビ(常磐通草)花期:春

アケビに似ているが実は裂けない。暖地の山地に生える常緑つる性植物です。暗紫色に熟し,果肉は甘く,食べられます。

ムクノキ

アサ科 (椋の木) 葉の表面の葉脈がくっきり見える。 実は甘く干し柿の様で食べられる。 木を使って家などを作る人を木工 (むく) と称したことかが名の由来の一つ。 黄葉を乾燥しヤスリ替わりにべっ甲を磨く。 葉はエノキに似るが全体に鋸歯があり (エノキは上半分)、葉脈は鋸歯に届く。(エノキは途中で切れる)

ミミズバイ

ハイノキ科

花は初夏5月初め、枝に互い違いに小さくつく。 やがて、 実になる様がミミズの頭が並んだように見えることが名の由来。

マンリョウ

サクラソウ科 (万両)江戸時代後期、この仲間のランキング付けがあり、実が一番多く成ることから名付けられた。 「千両万両有り通し」 とセットで植えると縁起が良い。 1位マンリョウ (万両)、 2位センリョウ (千両)、 3位カラタチバナ (百両)、 4位ヤブコウジ (十両)、 アリドウシ (一両)  アリドウシには蟻を刺す程の鋭い棘がある。