チャンチンモドキ(香椿擬き) ウルシ科 花期:夏
センダン科のチャンチン(香椿)というのがありますが,それに似ているのでしょう。
実がたくさんなっていて,落果したものを見ていると前年の種もありました。
初夏に紫褐色の花からなる円錐花序をつけます。
チャンチンモドキは九州南部にしか自生しません。平成 7 年に,福岡県宮田町で大きな群落が確認され,北限が更新されたそうです。
音声による説明も聞くことができます
チャンチンモドキ(香椿擬き) ウルシ科 花期:夏
センダン科のチャンチン(香椿)というのがありますが,それに似ているのでしょう。
実がたくさんなっていて,落果したものを見ていると前年の種もありました。
初夏に紫褐色の花からなる円錐花序をつけます。
チャンチンモドキは九州南部にしか自生しません。平成 7 年に,福岡県宮田町で大きな群落が確認され,北限が更新されたそうです。
ツルウメモドキ (蔓梅擬)(蔓梅もどき) ニシキギ科 実期:冬
蔓性植物。 黄色の実は秋に熟すと中から赤色の皮に包まれた種子が現れ美しい。 盆栽等に利用。 雌雄異株。
赤い実と黄色の仮種皮のコントラストが美しいので,よく生け花の材料として使われます。和名は,蔓性でウメモドキ(梅擬)に似た木ということですが,ウメモドキ自体が,「梅に似ているもの」ということでややこしいですね。
トウカエデ(唐楓) カエデ科 花期:春
中国大陸原産。楓やモミジは葉が 5 裂するものが多いように思っているものですが,このトウカエデのように 3 裂するものも幾種類かあります。サンカクカエデ(三角楓)という別名は葉の形から。
江戸時代長崎に清国船が寄港した際に献上された 葉の切れ込みは3つ ハナチルサト(人気の品種:光源氏の心休まる最愛の女性)
(新芽の先の色:茜色→光源氏の好きな色と云われる)
ユリノキ(百合の樹)(ハンテンボク) モクレン科 花期:初夏
葉が半纏の形(牛の顔にも見える) 花の形からチューリップツリーとも云う。花がチュリップに似ているが花弁は黄と緑の2色 カヌーの材 柔らかくて軽い トチノキと同時期に開花
初夏にチューリップのような白い花をつけるので,英名は tulip tree です。ハンテンボク(半纏木)という別名は木の葉の形からです。紅葉もきれいですね。
ウワミズザクラ(上溝桜) バラ科 花期:春
桜の仲間だがブラシの様な房状の花が咲く ルビー色の実 (熊の餌、ほのかな甘みがある) (桜の原種の一つ)
花穂、幼果を塩漬けにし杏仁香といい茶うけにする
ウリハダカエデ(瓜膚楓) カエデ科 花期:春
樹皮が暗緑色でマクワ瓜の実に似る 葉:五角形で大きい 花:葉が出ると同時に咲き黄緑色の小さな花が細長い房になる 雌雄異株
秋には2枚の翼が有る実(イロハモミジと同じ)が熟し房状に連なる 紅葉も楽しめる
若い実がなっています。
ウバメガシ(姥目樫) ブナ科 花期:春
最も堅い木、備長炭の原料。 庭木では生垣、段物に利用。 花は雄花が房状、雌花は葉の脇に目立たない姿で付く。(雌雄同株)
生け垣などに利用されます。暖地の海岸沿いの山地に多い常緑低木で,備長炭の原料にもなる木です
アブラキリ(油桐) トウダイグサ科
葉柄のセン点(蜜腺様)が緑(大)、オオアブラキリは赤(小)。 古く中国から入る。 種子から搾った桐油(トウユ)は工業用で食用にならない。 材は山桐と称し器具、下駄に。 オオアブラギリに比べ、花は小さく中心が黄 (オオアブラギリは紫系)。開花は約ひと月遅い (5月下旬)。実の中は3房 (シナは4~5房)。
アブラチャン(油瀝青) クスノキ科 花期:春
むかし、果実から灯火(トモシビ)用の油を採取。 多量の油脂分を含み、葉は先端が鋭く尖る。 花は葉芽が広がる前に枝全体に咲く。 実は緑の球形、晩秋には黄褐色になり割れる 。西緑地では3月中旬に黄色の小さな花が咲く。雪国ではガンジキに使用 (曲げ、油による雪付着防止)。