モチノキ科 (青膚) 葉が長枝には左右互い違いに、短枝には束になって付く。 実は赤い(雌雄異株)。 樹皮は薄く爪で剥がれ、青色がでるので青肌となったと云う。
アオダモ
モクセイ科 (青だも)(別名コバノトネリコ) 粘り強く野球バットの材。名は、枝を切り水に漬けると、水が青く成ることに由来する。
イヌマキ
イヌマキ(犬槇) マキ科
生垣、防風林として植える。 真っ赤な花床(花托 カタク)の上に白色(緑)の種子が串刺し団子の様に付く。
雌雄異株で,果実は赤紫色の花托の上に緑色の果実がつき色のコントラストと形が面白い。花托は甘いそうで,食べられるのかな?写真の実はまだ若い。
ラカンマキ(羅漢槇)は,イヌマキの変種です。
トウシュロ
モミジバフウ
モミジバフウ(紅葉葉楓) マンサク科
北、中米原産。 大正時代に渡来。 葉はカエデに似るが、カエデの対生に対し交互に付く。 実は多くの種子が集まり球形になる。
街路樹として,あるいは公園樹として植えられ,秋に紅紫色に紅葉する葉が美しいですね。
アラカシ
アラカシ(粗樫) ブナ科
山野に生える常緑高木です。 「どんぐり」がなります。
関西地方で多くみられる樫の木 葉は5~13cmで堅く厚みがある 団栗1.5~2cm細長い 葉の半分から上に鋸歯がある
マメガキ
マメガキ(豆柿) カキノキ科
柿渋を採る(防水、防虫、防腐性) 葉裏が白く葉柄に毛が多いのが琉球マメガキ 柿渋で染めた茶褐色の着物を柿衣(カキソ)と云う
葉に抗菌作用がある(柿の葉ずし) 幹周り110cm (砲台跡 ⇔ 2号線寄り大内駐車場間の遊歩道)万葉の森わきには150cmの大木がある
カンレンボク
カンレンボク(旱蓮木) ヌマミズキ科 別名:キジュ(喜樹) 原産地:中国雲南省
梅雨時に花芽をつけ秋バナナ様(三角柱、L3cm、Φ3,4mm)の実に、樹皮に癌抑制能
根などからとれるアルカロイドの一種カンプトテシンには制癌作用があることが知られています(副作用が強くて危険なので,民間薬としては使えません)。
雲南省などでは,街路樹として植栽されているそうです。
キブシ
キブシ(木五倍子) キブシ科 花期:春
実はタンニンを含み染料、インクの原料。 黄色の花(つり鐘形)が連なって葉が開く前に咲く。 川上ダムに多い。 江戸時代ヌルデと共にお歯黒に使われた。
花は 4 弁で釣り鐘型です。雌雄異株ということです。果実を五倍子(ごばいし;フシ)の代用として黒色の染料にするのでこの名前があるそうです。
クロモジ
クロモジ(黒文字) クスノキ科 花期:春
樹皮に文字の様な黒い斑(マダラ)。 花は黄色(芽吹きと開花が同時)。 3,4年目の枝から高級和菓子の楊枝を作る。 独特の芳香性あり。 材は緻密、均質で削りやすく割れ難く細かな加工がし易い。 枝葉からの精油は 「黒文字の油」 と呼ばれ香水・石鹸の香料に。 東北地方に多い。 枝を束ね和風庭園の垣根に使う(高価なので柳で代用する事が多い)。 冬芽に特徴、花芽は丸く、葉芽は尖る(葉芽の周りに花芽があるが混芽ではない)。
山地に生える雌雄異株の落葉低木です(写真は雄株)。
樹皮が暗緑色で,黒い斑点があることから黒文字という名前がついています。 樹皮や材に独特の香気があり,爪楊枝の材料として有名です。「くろもじ」は,茶道で使う大きめの楊子ですが,食卓などに置く(小楊子)のことを指すこともあります。