クロウメモドキ科 高知県ヨコグラ山で見つかる。 葉序は珍しいくイソノキと同じ二列互生のコクサギ型葉序を持つ。
ヨウキヒ
バラ科 (楊貴妃) 昔、奈良地方にあった江戸時代の文献にある。 東京荒川堤にも植えられていたサトザクラの一種。 その美しさ、豊満さから美人の代名詞 である 「楊貴妃」 を冠された 開花は4月中旬、大輪八重咲き (花弁 21~50枚)、淡紅色。
ユーカリ
フトモモ科 ( ― ) 木の上部と下部では葉の形が違う。 上部は細く、下部は広い、若木には広い葉が多い。 葉の表裏で光合成する。 樹皮は成長とともに、不規則な長い板状やリボン状に薄く剥がれる。 精油はアロマテラピーに利用。 シドニーの西100kmブルーマウンテンズ国立公園 (ユウカリ樹海) では、太陽によって発散された精油 (テンペル) の揮発成分が 光を屈折させ、景色を青く見せる。 精油で自動車を走行できる。 ユ-カリの仲間は600種位あり、ユ-カリは総称。 砂漠の緑化に使われるユーカリは根を深く張り乾燥に強い。 日本には湿潤を好む種が植えられる。
ユズリハ
ユズリハ科 (譲葉) 名前から新旧交代、継承、再スタートを連想し、お正月の飾り物などに用いられる縁起木。 (葉痕が特徴:若葉が伸びると古い葉が落ちた際の傷跡) 譲葉の語源 (新芽が出たのを確認し古い葉を落とすことから 。普通2年で葉を譲り、引継ぎ期間1年を確保) 葉柄は赤みを帯びる。
ユキヤナギ
バラ科 (雪柳) 枝に雪が積もったように見えることが名の由来。 枝の節に小花が集まって咲く。
ヤマモモ
ヤマモモ科 (山桃) 根粒菌 (窒素固定) をもちN2同化作用があり、花崗岩の真土に植えても良く生育する。ヤシャブシと同じく土壌が肥沃するとその能力は失われる。 雄花は長さ2cm橙色~赤花の花穂をつける。 (雌雄異株、風媒花なので地味な花) 実は小さな球形。
ヤマフジ
マメ科 (山藤) つるは左巻き、花穂が短く、木の根元と先端の花すべてがほぼ同時に咲く。 フジのつるは右巻き、花穂が長く根元から先端へ順番に咲く。
ヤマブキ
バラ科 「 七重八重 花は咲けども山吹の みのひとつだに なきぞ悲しき 」 と云う有名な歌がある。一重のヤマブキには実がつき、八重咲きのヤマブキは、雄花が花に 変化してしまうので、受粉できず実がつかない。
ヤマハゼ
ウルシ科 ハゼノキに似ているが葉の両面に毛が生えている。
ヤマザクラ
バラ科 (山桜) かって、花見の対象の樹、皮目が横になるのが特徴。 桜の原種の一つ。