ヒイラギナンテン

メギ科 (柊南天) 葉は堅く棘条の鋸歯。 花が咲いている時、雄しべに触ると、雄しべが動き本能的に受粉の動きをする。(ピンセットを使うこと)

ハクサンボク

ガマズミ科 (白山木) 葉は厚く光沢があり上半部の鈍鋸歯が特徴。 花は4~5月ごろ小花が集まって咲く(白)。 実は赤い。 本州では山口県、九州、沖縄に分布。

バクチノキ

バラ科 (博打の木) 木肌に特徴がある。皮が鱗状に剥がれ落ち、跡が紅黄になる。(博打で負け、着ぐるみ剥ぎ取られた様子から名の由来に)  葉に蜜腺ある。 花は小さく白い穂状。 桜の原種(サクラ亜科)の一つ  ( 幼木生育中)

葉からバクチ水というのが採取され,咳止め,鎮静剤として使われます。

ハリエンジュ

マメ科 (針槐) (別名偽アカシヤ) 羽状複葉(対生、奇数羽状複葉)。 花は白い蝶の様な形。 国内の養蜂業を支える重要な有用樹。 材は黄味を帯び至極堅い。 幼木の幹にはトゲ(名前の由来)。 小葉の先端がくぼむ(エンジュは尖るので区別できる)。 北米原産の外来種。 一般的にアカシアと呼ばれる本来のアカシア属は、ミモザの名で親しまれるフサアカシアやギンヨウアカシアの事。 区別の為、ニセアカシアの別名がある。 造園樹木としてトゲナシニセアカシヤ、薄紅ニセアカシヤがある。

ハゼノキ

ウルシ科 (櫨木) 樹液に触れると被れるので注意。 果皮から採れる樹液からロウ(木ロウ)を造る。 秋の紅葉は趣がある。